Profile
菊池 一麿
Kazumaro Kikuchi
略歴
昭和21年[1946]
生まれる。東京新宿にて育つ
昭和44年[1969]
東京藝術大学美術学部工芸科に入学
昭和50年[1975]
東京藝術大学大学院美術研究科(陶芸専攻)修了
日本クラフトデザイン協会会員となる(昭和63年退会)
昭和60年[1985]
赤坂「乾ギャラリー」にて初個展
昭和62年[1987]
銀座和光にて個展
以降、平成12年までに計11回個展を開催
平成3年[1991]
工房を五日市町(現・あきる野市)から檜原村へ移す
この頃から20年間は好んで海外へ出向き、アジア・中東・西欧・東欧など20数カ国を訪れる。そこで見聞きした文化芸術は後の制作の大きな糧となっている
平成12年[2000]
釉彩青磁(青磁に文様を施す方法)の研究を始める
平成18年[2006]
第46回伝統工芸新作展(現・東日本伝統工芸展)に青磁釉彩葉紋大皿を出品し、日本工芸会東日本支部長賞を受賞
平成23年[2011]
従来の研究に加えて青磁絵皿(壁掛)の表現方法の研究を始める
平成28年[2016]
池袋東武百貨店にて「絵皿と花入れ展」を開催
以降も精力的に作陶を行い、日本伝統工芸展を中心に作品を発表していたが、令和元年11月15日、くも膜下出血で逝去。享年73歳。
受賞・入選
日本伝統工芸展
東日本伝統工芸展(第46回展では受賞)
金沢工芸大賞展
日本陶芸展
日本クラフト展
作品収蔵
ハーバード大学学長室
マレーシア大統領陛下
アキノ元フィリピン大統領
美智子妃殿下(皇太子妃当時)し
陶壁作品
檜原村役場 住民サロン
セコム指令センター
レクセル五反野マンションエントランス(オブジェ)
信楽カントリークラブサロン
その他の仕事
池袋コミュニティ・カレッジ 講師(2018年~)
東武カルチュアスクール 講師(1977年~2018年)
戸板女子短期大学 非常勤講師(1980年~2008年)
所属
生命と自然が織りなすロマン
東京の西のはずれ、西多摩郡檜原村(ひのはらむら)。
豊かな自然環境のもと、日々制作に励む。
朝昼夕とうつろう光の中で、春は花、夏は雲、秋は山、冬は碧空の木立が美しい。
そんな自然に、いつからか目を見張るようになった。
作陶のテーマは「生命と自然が織りなすロマン」である。